狩人たちの集い場




431件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[436] 彼方と天帝のいめそん!

投稿者: 合金 投稿日:2018年 7月23日(月)19時43分21秒 cagk2005-129.kcn.ne.jp  通報   返信・引用

〇彼方 カルタ


『Bad Boy』→https://www.youtube.com/watch?v=J_CFBjAyPWE

“一回賭けでもしてみる? でもすぐ引っかかんないでね、面白くないでしょ”

“実は結構自信があったの、だって負けるゲームはしたくないんだもん”

“結果はいつも一緒 ほら、また私の勝ち”

“面白くないね、もうお前はもう抜け出せないんだ”

“私には簡単なの Bad boy down(お仕置きがね)”

『BOOMBAYAH』→https://www.youtube.com/watch?v=bwmSjveL3Lc

“I don't want a boy I need a man

(ガキなんていらない、男を寄越してよ)”

“特別な努力なんてしなくても、雄共は皆鼻血がだらだらね”

“いいね 今、アンタに堕ちちゃいそう”

“Middle finger up F you pay me
(中指立ててさァ この野郎、見物料くらい払えよ)”

“私を止めないでよ、もし誰かが私を止めたとしても I'm gobba go Brrrr RAMBO”

『ダーリン』→https://www.youtube.com/watch?v=YFg48Ai1SSo

“いつも いつも 誤魔化してばっかりね!”

“愛の導火線、いざ火をつけて 頭の中はアルデンテ?”

“生細胞に今、流し込め “耐え難いことだらけ”を”

“都合のいい子 演じて一生、終わりたくないんだよ”

“切って爽快 喰らって崩壊 知って後悔 望んだ将来”

“踏みつけて 焼き付けて とろけそうな三叉神経 壊れそうな群居本能”


〇煙月姫

『コウカツ』→https://www.youtube.com/watch?v=oEexpf-arg4

“爛れた双の目を凝らして とどめの手立てを”

“堂々受けられよ 敗者の哀傷と 虚しさの代償達を
その腐った義眼抉り出し 下劣な視線を やめろ”

“崩れた双の目を凝らせば 見えわくひがこと”

“淡く流るる血と涙 哀れ笑われ人離れ
決して此処へは帰らじと 死にゆく人もあるぞかし”

“連なった外野に釘を打て 集まった好奇の目を抉れ
群がった大義の首を刎ねたら 楽しからずや!”

『Opposite World』→https://www.youtube.com/watch?v=CMJDqQ47tSw

“止まぬ霧雨 見えぬ光が 世界を赤く 染め上げてしまうのか”

“剣を向けた私にさえ優しく微笑み返す
「これまでの戦いの意味」を忘れてしまう程に 何故?”

“得体の知れぬ生き方をする お前のような者も有りと言える”




[435] 隣矢一

投稿者: 投稿日:2018年 7月15日(日)12時47分31秒 softbank060137202152.bbtec.net  通報   返信・引用

隣矢ァ~~~



[434] 失明

投稿者: 投稿日:2018年 7月10日(火)21時46分4秒 pdb625506.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp  通報   返信・引用

載せるの忘れてましたワ、、。

イーリス
ポンチョ有り無しver.



[433] イメソン×イメ画

投稿者: もふぇって言う奴絶許マン(もふぇ) 投稿日:2018年 7月 8日(日)19時51分40秒 p398069-ipngn200407otsu.shiga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

新オリ「レオン = コルチェスター(Leon = Colchester)」の
イメソンとイラストでっすっすm(_ _)m
イラストは二枚しか描けませんでした~~、、ごめんね(誰得)

①『シャンソン人形』(※ドッコイカバー)
https://youtu.be/Ip0TWqhn5dQ
「本当の愛なんて、謳の中だけよ」


②『私はドキンちゃん』(※ドッコイカバー)
https://youtu.be/yIFQ16VK7XA
「この世の終わりが来た時も、私一人は生き残る」

わざけてるわけじゃないです、、^^;←
子供向けにしては深い歌詞だと思います(笑)

③『Ghosts』
https://youtu.be/IPqsZHMo5Eg
「Who wants to say "I'm sorry"
Doesn't mean I'm sorry」
(誰が“ごめんなさい”なんて言いたい?
ごめんなんて思ってないのによ)

以上!!!



[432] ネビュラ絵&いめそんそん!!

投稿者: 合金 投稿日:2018年 7月 7日(土)16時45分8秒 cagk2005-129.kcn.ne.jp  通報   返信・引用

ネビュラです!!!^^(?)


〇イメソン

『Peek-A-Boo』→https://www.youtube.com/watch?v=6uJf2IT2Zh8

“I’m fine fine fine fine fine fine”

(わたしは大丈夫よ?)


“さあ電話しましょ、一晩中一緒に遊びましょうよ”


“もうあの月がジャングルジムにかかる時間だけど、もっと遊びましょ”


『Mad Hatter』→https://www.youtube.com/watch?v=04UjShXZbD0

“'Cause I really hate being safe”

(だって、安全でいるのなんて大嫌い)


“You like me best when I'm off my rocker”

(あなたはおかしいわたしが好きなのね)


“Tell you a secret, I'm not alarmed”

(あなたの秘密を教えてよ、絶対に驚いたりしないから)


『POP TEAM EPIC』→https://www.youtube.com/watch?v=wt83jldZk4o

“クルクル野花結び合わせて 回る青色のカレイドスコープ”


“戻れない変幻のマンダラ 思い出も崩れてしまえ”


“ミラーシステムは君を箱庭に閉じ込めた”



[431] 天帝(ニート)

投稿者: 合金 投稿日:2018年 7月 2日(月)16時03分42秒 cagk2005-129.kcn.ne.jp  通報   返信・引用

かぐやです!!(雑)
久しぶりの掲示板やけど相変わらず線汚い、;;



[430] 『NightOwl.』

投稿者: イメ画って言う奴絶許マン(もふぇ) 投稿日:2018年 6月30日(土)19時01分47秒 p254123-ipngn200308otsu.shiga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

カートゥーン調な夜型人間コンビ、、です

「あ゛~~~、、!!何この人ただの子供じゃん!」
「はぁ!??てめえみたいなガキンチョと一緒にすんな!!!!」
「じゃあ仕事終わりのデザート!!あれ!!
食べちゃダメだからね!!俺のだから!!!ね!!??」
「や~~~~だ~~~~~、、、!!!!!!」

みたいなどっちも子供っぽい二人ですが宜しくお願いします、m(_ _)m



[429] 【口調変換】DDU-DU DDU-DU【エヴァ渋】

投稿者: 合金 投稿日:2018年 6月20日(水)19時58分17秒 cagk2005-129.kcn.ne.jp  通報   返信・引用

※BLACKPINKの、『DDU-DU DDU-DU』(→https://www.youtube.com/watch?v=IHNzOHi8sJs)の口調変換です!!

韓国語の歌詞なので、和訳を変換してますが普通に変えてる部分もあります!!m(__)m




Jennie・Rose⇒エヴァンくん、Jisoo・Lisa⇒渋八 でパート分けてます!

たぶん口調でわかるんじゃないかなと、、!(;'∀')

********




大人しい顔とは正反対の態度




細い身体に隠された容量は二倍に




迷わず進め

あえて機嫌は伺わずに




BlackはPinkに




俺達は美しい野蛮人さ







欲しいモノなら堂々と奪うだけ




アンタが何を言おうと私は変わりゃしない




両手から溢れそうな小切手の山




やれるならやってみなよ、事実確認ってヤツを




私は理想の高い頂点




水を得た魚




こうやって惑わすの、私は毒




もう夢中になってんでしょ、私の魅力にさ




I'm Foxy!

(悪いキツネにね)







もう一回、考え直せ




普通の人間みたいに、優しい振りなんかしてやれないから




勘違いするなよ




簡単に微笑んでやるのは俺のためだからな







まだよく分かってないんじゃないの?




怖いもの見たさでも、アンタが望むなら私を試してみな




アンタは火を見るより明らかなんだから




簡単に思い通りになる女がお好みなら







Oh wait til’ I do what I do

(俺の邪魔をするな)




Hit you with that ddu-du ddu-du du

(痛い目を見ることになるぞ)




Hit you with that ddu-du ddu-du du

(お前に撃つ)







今、俺が歩くのは




BLACK,PINK 4 way

(四方向の十字路)




東西南北、それぞれ走り出す




お前の望みは全部俺が買ってやった




お前を引き寄せるのも、突き放すのも




自分勝手に操作する悪い坊やさ




好きだろうが嫌いだろうが、誰が何と言おうと




When the bass drop it’s another banger

(最高潮に達すれば、また違う音楽が始まる)







もう一回、考え直しなよ




その辺の人たちみたいに、大人しくはできないから




勘違いはしないで




簡単に笑ってあげんのは、私のためなんだからね







まだ理解できてないんじゃないか?




お前があえて俺を選ぶなら、試してみろ




お前は本当に分かりやすいんだ




甘ったれた事を望むなら







Oh wait til’ I do what I do

(まだお預けね、私がやることをやるまでは)




Hit you with that ddu-du ddu-du du

(酷いコトが好きなら)




Hit you with that ddu-du ddu-du du

(狙い撃ちにしてあげる、 ddu-du ddu-du duってね)







What you gonna do when I come come through with that that

(もし俺が思い通りになれば、お前はどうするんだ?)




What you gonna do when I come come through with that that

(お前の期待に応えられるとしたら、どうする?)







熱い 熱い 熱い

炎みたいに




熱い 熱い 熱い

炎みたいに、熱いの




熱い 熱い 熱い

燃え上がるの、炎みたいに







熱い 熱い 熱い

火遊びとは呼べないくらいに







Hit you with that ddu-du ddu-du du

(君 / アンタ を撃ち抜く)



[428]  

投稿者:   投稿日:2018年 6月10日(日)18時30分11秒 159.65.147.31  通報   返信・引用

全ての幻想を消し去る力を持つ者はこう言った。

「君は私の力の一部を持っているんだ。その欠片を使えば全力のあの子を倒すのは容易だと思うよ?」

対して力を永遠に求める者はこう言った。

「それでは勝った事にならない。そんな事をするぐらいなら俺は空想世界を自在に書き換える者、全空想世界において全知全能たる者を使って勝とうとするぞ」

続けてこう言う。

「俺は…真正面から奴と戦い打ち勝ちたい。知を使った戦いにおいて奴を超えたいのだ。貴様の消し去る力は反則技故に俺が使えば簡単に奴に勝ててしまう…それでは駄目なのだ。反則技で勝ったのでは勝利した実感が湧かない。正攻法で奴に勝利する、それが俺の最終目的であり夢なのだ」

「へぇ~…じゃあ頑張ってね。少なくとも今の君があの子に勝つには後13年は掛かるよ。13年の間にあの子が何処かに行ってしまわない事を祈るしかないね」

「奴の事は逃がさん。貴様が13年と言うなら、俺は13年よりも早く…奴が何処かへ行く前に仕留めてやる」

力を求める者は青い光に包まれて瞬間移動し、雲散霧消して別の場所へと転移した。



[427] 【最終話】『緋色の研究』#7

投稿者: もふぇ 投稿日:2018年 6月 1日(金)18時01分34秒 p401193-ipngn200407otsu.shiga.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

投稿が前よりもだいぶ遅くなって本当に申し訳ありません、、!!
今回は最終回です!今まで有難う御座いました!!^^


・緋色の研究 #1
http://6910.teacup.com/snt/bbs/407
・緋色の研究 #2
http://6910.teacup.com/snt/bbs/410
・緋色の研究 #3
http://6910.teacup.com/snt/bbs/412
・緋色の研究 #4
http://6910.teacup.com/snt/bbs/414
・緋色の研究 #5
http://6910.teacup.com/snt/bbs/415
・緋色の研究 #6
https://6910.teacup.com/snt/bbs/420

*緑ん宅のポーレットちゃんをお借りしています!



 ────



 「不思議なことに誰も銃は選ばない」
 「僕は銃を選ぶ」

 男の瞳孔が僅かに開く。

 「本気か?」

 ダニエルの顔に浮かび続ける微笑は、狂気そのものを帯びているよう様だった。

 「そうだ。銃で」
 「…恋人に電話は?」

 それでもダニエルは自信たっぷりに微笑んでいた。

 「撃て」

 お互いに目を瞑った瞬間、男は口を堅く閉じてゆっくりと引き鉄を引いた。すると、拳銃から勢いよく弾丸が放たれることはなく、代わりに小さな炎が銃口に灯された。ダニエルは満足してまた微笑んだ。

 「本物の銃だったら僕にはわかる」

 静かに男は拳銃、否、ピストル型ライターの引き鉄を緩めた。炎は消えた。

 「…初めてバレた」
 「だろうな。実に面白い時間を過ごさせてもらった。裁判を楽しみにしてるぞ」

 そしてダニエルは立ち上がって出口へ向かった。男はそっとピストル型ライターを台の上に置くと、座ったまま背を向けているダニエルの方へと身体を向けた。

 「最後にひとつ…」

 ダニエルはドアの前で立ち止まり、少し身体を男の方へ向けた。

 「 …どっちか分かったか?どっちが当たりの瓶か」
 「当然。子供騙しだ」
 「 へえ、どっちの瓶だ?」

 ダニエルはドアを少し開けたが、そのまま立ち去りそうにはなかった。

 「どっちを選んでたんだ、冥土の土産に知りたいなあ」

 ダニエルは遂にドアノブを手放した。ドアは静かに音を立てて閉じた。

 「来いよ。勝負しよう」

 笑いながらそう言った男に対し、ダニエルはゆっくりと元の場所へ戻り、台に着くと迷わず男に近い方の瓶を手に取った。男は興味を持って残された瓶を眺めていたが、声には特別な感情は込もっていなかった。

 「お────…………面白いね」

 男が残された瓶を手に取ると、ダニエルは自分が持っている瓶を見下ろした。男が瓶からカプセルを取り出して掲げ、まじまじと眺めている。ダニエルはまだ瓶の方を確かめている。

 「さあ、どんな心境だ?」

 男はダニエルを見上げて目を細めた。その時、ポーレットは廊下を走りながら、ドアを開けては中を調べ、捜索を続けていた所だった。

 「ほんとに、どうなんだ?」

 男は立ち上がり、ダニエルの顔を睨んだ。

 「俺は勝ったのか?」

 ポーレットは階段を駆け上がって、まだ捜し続けている。

 「自分の頭脳に命を賭ける?」

 ポーレットはドアのひとつを勢いまかせに開けると、ようやく捜していたものを見つけた。彼女の目はみるみるうちに恐怖で満たされていった。
 ダニエルは瓶から視線を上げ、その肩越しに見えるのは窓-窓の外には中庭-それを隔てたもうひとつの建物にある窓-その窓の向こう、同じような教室にポーレットがいた。助けに行くには遠すぎる。彼女は恐怖に包まれながら叫んだ。

 「ダニー!!!」

 向かいの建物にいる二人は気付かない。男は薬を手にしたままダニエルを見ていた。

 「人生が退屈か?そうなんだろ?」

 ダニエルは男の言葉に呪われたようににゆっくりと瓶の蓋を回した。

 「…あんたみたいな賢い人間の宿命だ。賢さも、証明できなきゃ意味はない」

 ダニエルはカプセルを取り出して親指と人差し指でつまみ、照明にかざして粒をまじまじと眺めた。

 「中毒なんだよな」

 ゆっくりとカプセルを持っていた手を目の高さまで下ろし、ダニエルは見つめ続ける。

 「でもこれは…これはあんたを夢中にさせてるんじゃねえのかい?」

 ダニエルはカプセルを摘んで持ち、男の話も聞かずにその手を見つめていた。

 「やらずにはいられねえんだ…どんなことだって…」

 しかし、やがてダニエルの手は緊張と期待で震え始めた。

 「退屈を紛らわすためなら。」

 ダニエルはゆっくりとカプセルを口に運び始めた。男もそれに合わせてカプセルを口に近づける。

 「もう退屈じゃねえだろう、なあ?」

 それぞれの手はもうカプセルを口に入れる寸前のところまで来た。ついに、決着の時。

 「わくわくす────」

そのとき硝子の割れた音が響き渡り、ダガーナイフが男の心臓付近に命中した。衝撃で身体は床に倒れ込んだ。それに驚いてダニエルは手にしていたカプセルを落としてしまった。向かいの建物でポーレットが片手を伸ばして窓の向こうに狙いを定めていたが、安堵の息と共にやがて腕を下ろした。ダニエルは振り返ると後ろにあった台の上を乗り越え、ナイフが飛び込んできた窓に駆け寄り、屈み込んでガラスに空いた大きな風穴を覗き込んだ。その窓の向こうにある建物の部屋を見ると窓は開いていたが、ダニエルが見た時は誰の姿も見えなかった。ダニエルが立ち上がると、寝そべっていた男が息を荒げて激しく咳き込んだ。ダニエルが振り返って部屋を見渡すとカプセルのひとつが台の上に転がっていて、男が床の上で身体を震わせながら苦痛に悶えていた。ダニエルはカプセルと掴むと男のそばに膝をついた。身体の下には既に大きな血の海が広がっていて、男はカプセルを持った手を振りかざして問い質すダニエルを見上げていた。

 「…僕は合ってるか?」

 男は信じられないという表情をしたまま顔を背けた。

 「こっちでいいのか?僕の選んだ方で!!」

 ダニエルは語気を強めたが、男は返事をしなかった。ダニエルは憤慨して舌打ちを鳴らしたあと、カプセルを投げ捨てて立ち上がった。

 「そうか、じゃああれは、スポンサー。誰なんだ?僕のことをあんたに教えた奴-僕のファン。名前を知りたい」
 「言わない………」
 「死ぬ寸前でも拷問はできる。名前を言え」

 男は首を振った。ダニエルは腹を立て、顔を顰めながら脚を上げて男の肩を力強く踏みつける。男は悲鳴を上げて苦痛に喘いだ。

 「名前。」

 男は更に苦しんで叫んだ。

 「さあ。」

 男はただ痛がって泣くばかりで、その顔つきは恍惚としたものに変わってきた。ダニエルは脚にさらに体重をかけた。男は泣き声を上げた。それを聞いたダニエルは怒り狂った。

 「名前だ!!!」
 「ARCHIBALD《アーチボルド》────!!」

?悶絶し、断末魔を上げ、そこでとうとう男は力尽きて目を閉じ、頭が脇を向いた。ダニエルは少し離れ、横たわる男を眺めた。そして窓に映る三日月を眺めながらそっと“Archibald”と呟いた。

 その後、校舎の外に駐められた救急車の後部にある乗り込み用のステップにダニエルが腰掛けていた。救急隊員が彼の肩にオレンジ色のブランケットをかけてやっている所に警部がやってきた。ダニエルは不可解といった顔で警部にブランケットを示した。

 「なんで僕が毛布を掛けられなきゃいけないんだ」
 「ショックだろ!」
 「僕は弱ってなんかない」
 「その格好で写真を撮られてやれ」

 そう言って警部はニヤリとした。ダニエルは目を回した。

 「で、刺したのは?逃げたのか?」
 「俺たちが着いたときにはいなくなってた。だがああいう奴を快く思ってない敵もいるだろうからな。その内の一人が後をつけて…その先は分からんよ」

 ダニエルはあてつけがましく警部を見た。

 「ああ、僕だったらそんな風には」

 今度は警部が目を回す番だった。

 「そうか?じゃあ言ってみろ」

 ダニエルはステップから立ち上がった。

 「ダガーナイフは窓の向こうから放たれたものだ。その類いであの距離から放たれた死の一撃…あの距離から手で人を殺すとはかなりの名手ということになる。手が震えれば命中しないだろうから、冷静で戦い慣れた者。でも僕が危険に直面するまでは撃たなかった、だから強い道徳的観念の持ち主。その人物は恐らくあらゆる場所での戦闘経験があって…」

 ダニエルが話しながら辺りと見ると、少し離れた場所、警察によって張り渡されたテープの向こうにポーレットが立っていた。

 「…そして鋼の精神を持った…」

 そこで声は途切れた。ポーレットは上着のポケットに腕を突っ込んだまま何気ない顔でダニエルを見てから目を逸らした。ダニエルはようやく気付き始めた。警部もダニエルの視線の先を追ってみたが、質問される前にダニエルは警部の方へまた視線を戻した。

 「い、今のは無視してくれ」
 「は?」
 「忘れてくれ。ほら、ええと、ショック故にちょっと動揺してたから」

 そしてダニエルはポーレットの方へ進み始めた。

 「どこへ行くんだ?」
 「ちょっと相談しなきゃならないから、その、家賃の事で」
 「でもまだ訊きたいことがあるんだ!」

 ダニエルがイライラしながら振り返る。

 「ああ、何をだ!?僕がショックを受けてるというのに!」

 ダニエルはそれが証明であるかのようにブランケットを警部に見せびらかした。

 「ダニエル!!」
 「連続殺人犯を捕まえてやったろ!?……死んだけど」

 警部は少しの間考え込んでダニエルを見た。

 「わかったよ、明日は話を訊くからな。もう行け」

 ダニエルはようやく解放された。警部はその姿を微笑んで見守っていた。ダニエルはパトカーのすぐそばに立っているポーレットの方へ歩み寄りながら、肩に掛けていたブランケットを取ってまとめた。そして開いていた車の窓にそれを放り込んでしまうとテープの下をくぐり抜けた。

 「あの、巡査部長がさ、みんな説明してくれたよ、二つの薬のこと。全く残酷だよね……酷い」

 本当は全てわかっていた。それなのにしれっと明後日の方向を向いているポーレットをは少しの間ダニエルは見つめていた。そして、彼女を抱き寄せて静かに囁いた。

 「見事だった」

 何気ない振りをしようとしても彼女の顔は既に赤く染まっていた。

 「うん。ああ、えっと、そうでしょ?窓の向こうからにしては……」

 ポーレットはダニエルを見上げた。感情を表に出さないようにしたかったが、うまくいかなかった。

 「指に怪我は?これで服役させられることはないだろうが、裁判沙汰は避けたい」

 ポーレットは一つ咳払いをし、緊張した面持ちで辺りを見回した。

 「大丈夫か?」
 「うん、大丈夫」
 「人を殺したのに?」
 「ああ、そうだね。僕は…」

 そこでポーレットは口ごもった。ダニエルはじっと彼を見ていた。

 「あれで良かったのかな?」

 そう言ってポーレットは笑みを浮かべた。ダニエルは気遣うようにそれを見ていた。

 「でも善人じゃ無かったよ、あいつ」

 そんなポーレットのことを心強く感じているように、ダニエルは同意して頷いた。

 「フッ…ああ、善人とは言えない」
 「はっきり言って最低な運転手だった」

 ダニエルはくすくす笑い、彼女の手を引いて歩き出した。

 「その通りだ。悪いタクシー運転手だった。ここに来るまでのルートを見なけりゃならなかったもんな!」

 ポーレットも楽しそうに笑い、それを見ながらダニエルも笑みを浮かべた。

 「やめてっ!だめだよ、ふざけたりするなんて、事件現場なのに!やめてよ!」
 「君はあいつを殺したくせに。僕を責めるなよ」
 「 声が大きいってば!」

 そんなことを言い合っている内に、巡査部長のそばを通り過ぎた。そしてポーレットはまた態とらしく咳払いをした。

 「…ぁ、あの恐ろしい薬を飲むつもりだったでしょ」

 ダニエルはポーレットに顔を向けた。

 「いいやまさか。契機を窺ってた。君が現れるってわかってたからな」
 「いいや、違う。そうやって刺激を得てるんじゃないの?命を賭けて自分の賢さを証明するなんて」
 「なんでそんなことするんだ?」
 「それは君がお馬鹿さんだから。」

 ダニエルはまるで狐につままれたような素っ頓狂な顔を浮かべ、暫くして笑い声を漏らした。やっと自分を理解してくれる人物を見つけることができて喜んでいるようだった。

 「腹は?」
 「腹ペコ」

 二人はまた歩き出した。

 「タワーの端に2時までやってるいい中華料理屋があるんだ。料理の質はドアの取っ手の下、三分の一を調べればわか……」

 そんな話をしている彼らの数メートル先に一台の車が停まり、ポーレットを攫った男が降りた。ポーレットは驚いて目を見張った。

 「ダニー。あいつ!あいつが君に話した男だよ!」

 ダニエルはその人物へ顔を向けながら背の後ろに隠れたポーレットの肩に手を置いた。

 「……あいつならよく知ってる」

 そう言うと男へ近寄って立ち止まり、憤慨した様子で男を眺めた。ポーレットはもしもの場合に備えて、警察官たちがどこにいるかを確認しておこうとあたりを見回した。すると、男は愛想良くダニエルに話しかけた。

 「また見事に事件解決か。まったく勇ましいことだ…同期はともかく社会に役立っているな」
 「何しに来た?」
 「未だにお前を気遣っているんだよ」
 「ああ、聞いたよ、あんたの「気遣い」について」
 「相変わらず攻撃的だな。お前と私は同じ側にいるのだという考えはないのかね?」
 「不思議だな。ないね!」
 「お前が思っているよりも我々には多くの共通点がある。こんな風に仲違いをしているなんてまったく大人気ない。皆を悩ませる…ママがどんなに心配しているかお前にだってわかるだろう」

 ポーレットは今のは聞き間違いかと顔を顰める。

 「ママを心配させる?僕が?」

 “M”はダニエルをキッと睨んだ。

 「心配させてたのは僕じゃない、“メイナード”」
 「え、ちょっと、待って。ママ?ママって誰の?」
 「誰の、って-僕らの。この男は兄のメイナードだ」

 ポーレットは驚いて男を凝視した。

 「また太ったんじゃないか?」
 「……痩せたんだ。これでも」
 「ダニーのお兄さん!!?」
 「もちろん僕の兄だ」
 「じゃ、じゃああれは違っ…」
 「違うって?」

 兄弟二人に視線を向けられてポーレットは気まずくなった。

 「ボスかと─犯罪組織の……」

 ポーレットは自分の失言に眉をひそめた。ダニエルは軽蔑するようにメイナードを見やった。

 「……極めて近い」
 「勘弁してくれダニエル。私は英国政府末端に籍を置いてる」
 「英国政府そのものだろ、秘密諜報局やCIAの協力をすることもある」

 メイナードは溜め息をついた。

 「じゃあな、失礼するよ、メイナード。僕が家に着くまで戦争を起こさないように。渋滞なんかしたら困るからな」

 そう言ってダニエルは立ち去った。ポーレットもそれについて行こうとしたが、その前に離れていく弟の姿を見つめるメイナードへ話しかけた。

 「じゃあ、あの-あの心配してるって言うのは、ほんとに心配してるってことなんですか?」
 「ああ、もちろん!」
 「その…本当にただの子供じみた「いがみ合い」ってこと?兄弟喧嘩?」
 「あいつはいつも腹を立ててばかりでね。クリスマスのディナーがどんなか想像つくだろう……」
 「ええ…いや、その、そんな!」

 ポーレットは気まずそうにあわてて否定すると、ダニエルの後を追おうとし始めた。

 「それじゃ僕も…」
 「おやすみ、ハクルート君」

行きかけたそのとき、あの車に乗っていた女性が立っているのに気付いた。彼女は他の人々の会話にまったく興味がないようで、相変わらず手持ちのスマホへ目を向けている。ポーレットはダニエルに追いつき、二人はまた手を繋いで並んで歩いた。

 「どうしたの?なんか嬉しそう」
 「ふふ。僕はフォーチュン・クッキー(※)の中身を言い当てられるぞ」
 ?(※中華料理店で主に食後に出される、中におみくじが入ったクッキー)
 「それは無理だよ」
 「だいたいわかる」

 ポーレットが笑いながらダニエルを見やると、彼も笑みを浮かべていた。

 「なんでまたそう機嫌がいいの?」
 「……Archibald。」
 「何、Archibaldって?」
 「さあね」




 スマホを触っていた長髪の女性は去っていく二人を眺めるメイナードへ顔を向けた。

 「では、行きますか?」
 「なかなか興味深いな、あの女性は」

 女は二人の方をチラッと見たが、またスマホへ目を戻した。

 「手助けとなってくれるかもな、弟が成長する-もしくは今までよりも酷くなるかもしれないが。どちらにしろ、監視体制を強化しよう。第三段階を始動させる」

 女は電話から顔を上げた。

 「誰の監視体制をですか?」
 「……ダニエル・ブラッドフォードとポーレット・ハクルートだ」

 メイナードはこれから何が起こるのか期待しながら、楽しそうに事件現場を去っていく二人を見つめていた。





 ──翌日・WebCiteにて──




 ... So the truth of this case was revealed. Please look forward to the next update. DB
 [というわけで事件の真相は明かされた。次の更新を楽しみに待っていてくれ。]

 >>「お嬢さんは元気かな 匿名希望」
 >>「その質問をする前に。昔、僕を踏み台にしてまで塀の向こうに住んでいた好きな女の子を覗いていた事についての謝罪を今ここでしてもらおうか DB」
 >>「ああ、それについてはすまない。匿名希望」
 >>「覗いていたのは計十五回。あと十四回だ DB」
 >>「もう私から直接訊きに行く 匿名希望」
 >>「それが正しい。DB」

 「さっきの匿名希望は誰? DBファン」
 「幼馴染み?それともボーイフレンド? DBファン」
 「DBさんにボーイフレンド?おめでとう! DBファン」

 >>「僕はゲイじゃない. DB」

 「お前ら前のブログ読み返した?相手は女性のはずだ 匿名希望」
 「やっぱりね。相手はどんな人なのかな? 匿名希望」
 「相手が女性であれ男性であれ、私はどうだって構わないわ。私はずっとあなたのファンで居続けたいって思ってる :(  匿名希望」

 >>「もうこの話はよしてくれ. DB」

 「からかったつもりじゃないのよ DBファン」
 「Hi. ダニエルさん!僕は貴方のWebサイトのファンです。ずっとずっとダニエルさんとお喋りしたいなって思ってたんですけど僕、中々声をかけられなくて。でも今日初めてあなたのブログにコメントを書いてみました!これからも更新楽しみにしています!では、  匿名希望」



 >>「またいつか。 AC」





 …Fin…?





 


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